第15回研修会 報告

第15回研修会 報告

虎屋 京都店 設計:内藤廣
虎屋京都店は、烏丸通りと一条通りを西に入った場所に位置します。既存施設は工場が主たる用途であった為、外部に対して閉じられた空間でした。新たな計画では、敷地の中心に庭を配置し、庭の四方に路地を行きわたらせた。茶寮から庭へと意識が向かうよう、南北に開放的なスペースになっている。また、軒が大きくせり出し、内と外の曖昧な溜まりのような空間になっている。
外 観 茶 寮
京都府立陶板名画の庭 設計:安藤忠雄
セラミック技術によって、耐候性のある陶板として再現された世界の名画を鑑賞するための野外美術館。動線は、地上レベルからカスケードをくぐり複雑に折り返しながら地下2階へと達し、また別の動線によって地上レベルに戻る。立体的な回遊式庭園である。
外 観 回 廊
ステーキ割烹 近江 設計:隈研吾
京都国際ホテル内にあるステーキハウス。自然素材を利用したぬくもりのある空間になっている。
エントランス 個 室
大山崎山荘美術館 設計:安藤忠雄
実業家加賀正太郎が1920年代に建てた洋風木造建築を美術館として改修しつつ、新たに直径13mの円筒形のギャラリーを地中に埋設している。このギャラリーにはモネの睡蓮が展示されている。建築の表現は最小限に抑えられ、新館は旧館から6mの高低差をガラスの階段室からアプローチする。
外 観 階 段
研修会を終えて
京都という地域性から、現代においての「和」を感じました。元々持つ日本建築の曖昧さを残しつつ、新たな日本建築のかたちを体感し、今後の計画に役に立てていきたいと思います。

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