第11回研修会 報告

第11回研修会 報告

弊社では、毎年4月に社員の研修会を行っています。

ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅) 設計:フランク・ロイド・ライト
兵庫県芦屋市の緑に囲まれた小高い丘の上に建ち、1974年に国の重要文化財に指定された。敷地の傾斜に沿って各階が階段状にずれて重なっている。ライトは自然を規範とし、自然に溶け込んだ建築を理想とし、大谷石に周辺の植物をモチーフにした細かな彫り込みをしている。


外 観

外 観

兵庫県立美術館 設計:安藤忠雄
震災後、神戸製鋼や川崎製鉄の工場跡地を震災復興の中心地とする企画の一つ。前面の海に面するなぎさ公園と一体化して海岸線を500メートルにわたり連続して設計された。常設展、企画展、一般用のギャラリーがそれぞれ自立して運営できるように三棟に分かれている。


外 観

外 観
研修会を終えて
ヨドコウ迎賓館は、住宅の為、階高も低く水平ラインが強調されたデザインでした。兵庫県立美術館は、スケールが大きく建物だけでなく、公園まで一体とした計画を感じました。新旧二つの建物を訪ねて、用途も時代も異なる建物でしたが、いずれも見晴らしがよく、内部空間と外部空間の動きが面白いと感じました。

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